テクニックにこだわるのはやめて

男性はもの作りの上手な人も多いし、理論派の人も多いのはわかります。ビジネスの世界では、交渉術や話術など技術が必要なこともわかります。男性の生きる世界には何にでもテクニックがついてまわり、どうやら男たちはそれが好きなようです。自分の技能が高いことを人にアピールしないと出世できないこともあるのでしょう。色んな機会を活用して勉強して、スキルアップに必死になっています。

ただ、それとセックスを同じように扱うのは、ちょっと違うのです。

テクニックで女をイカせていると思うのは男の勘違い

「あなたのテクニックはすごい」とか「本当に上手ね」と言われたことのある男性は、いい気になって自分のセックス技能が優秀だと誇らしく感じるでしょう。それは悪いことでもありませんし、間違っているわけでもありません。ただ、女性が本当に男のテクニックでイカされたとは思い込まない方が、良いのではないでしょうか。女性がセックスで一番感じるのは心です。

男性が自分の「舌技」や「指使い」「腰使い」「体位」などにこだわるほど、女性はそれを求めていません。テクニックのある男性とセックスしたい、と考える人がいないとは言いませんが少ないです。女性は、愛情のあるセックスを求めています。不器用でも構いません。男性の思いやりや女性を感じさせようとする情熱が伝われば、充分感じるし、愛によってオーガズムが高まるのです。

一番大切なのは気持ち

「こんなテクニックでイカされた」というようなことを、人に自慢する女性はめったにいません。女性が人に誇りたいのは「とても愛されている」ということです。たとえ、「何度もイカされた」ことを自慢したとしても、言いたいことの本質は「それほど愛されている」ということ。セックステクニックというものは、実は女性があまり興味を持てないものです。女性が一番大切にするのは相性。気持ちが合えば、セックスも気持ちよくなるものです。

女性から「あなたってテクニシャンね」と言われようと努力するのは、まったく的外れ。妻を愛し、妻の体を愛する気持ちを抱いて、愛撫してくれれば良いのです。テクニックに走るばかりで、愛情のこもらないセックスでは、女は満足できません。

もちろん、セックスがなければ女も寂しいです。EDになった夫が、バイアグラを使ってでもセックスしてくれるのはとても嬉しいです。ただ、そこには性行為の悦びに加え、「夫が自分のために努力してくれた」という感激もあることを知って欲しいです。女はそれを愛の証だと感じています。

妻が夫に求めているのは、上手に攻めてくれることではなくて、一所懸命愛してくれることです。夫が妻の体の一つ一つのパーツを愛おしく感じてくれたなら、女は満足できることをわかってください。