「マニュアル通り」って悪くない

男性週刊誌やハウツウものの本に、「セックスの手順」が載っているようです。おそらく童貞のころか経験の浅いころに、しっかり勉強したのでしょう、多くの男性に共通する性行為の最初から最後までの流れがあります。ところが、「女性告白もの」の記事に「私のカレは、マニュアル通りのセックスしかしない」などと書かれているのを読んで、「しまった!」と反省する男性も多いようです。

いつもとは違ったセックスをしようと躍起になって、アブノーマルなプレイをしようとする人がいますが、反省するポイントが違うのではないでしょうか?



そもそもマニュアルがあるのもヘンな話

セックスはカップルの個人的な営みですので、標準的な形があるのもヘンな話です。マスターベーションにはマニュアルがないのに、セックスにはあるというのもおかしいです。ただ、マニュアルにかかれている手順というのは、普通のことです。簡単に略せば、抱きしめてキスをして愛撫をして挿入する、ということです。これ以外にセックスの仕方があるでしょうか?

キスを省いたり、愛撫を省いたり、つまりいきなり挿入することになりますが、そんなプレイで悦ぶ人は少ないでしょう。そういう意味では、ほとんどの人がするセックスは、「マニュアル通り」になるはずですので、それを気にするのはおかしな話。マニュアル通りって、大正解なのではないでしょうか。

奇をてらうより気持ちを入れて

女性が「マニュアル通り」を嫌うとすれば、それは手順のことを言っているのではなく、ココロのことを指しているのでしょう。「まず抱きしめてキスをしたから、今度は胸を愛撫して、そろそろ下にも手をのばして…」という流れを意識するあまりに、内容がおろそかになる人がいます。「マニュアル通り」というのは「手順ばかりで内容が伴わない」という意味でしょう。

オンナが求めているのは、心のこもった愛撫です。キスでしっかり感じさせてくれたなら、胸を揉むのを忘れたってかまいません。ひとつの手順として愛撫されてもあまり感じないのです。通りいっぺんにするくらいなら、しない方がマシ。体位を変えたり、新しい性感帯をさがそうとアレコレしたりするよりも、ひとつの愛撫にココロをこめてほしいのです。多少稚拙な触りかた舐めたかたでも、愛情がこもっていれば感じます。それでオンナは満足するものです。

「マニュアル」にこだわる必要はありません。とにかく心をこめて愛撫してくれればよいのです。